2019/07/16

会社において自由であるというのは、発言権が有るということだ。けれど発言権が有るというのもはっきり言って思い込みだ。会議中に誰かが発言して、「お前は黙ってろ」ってなことは実際にはありえない。あり得たとしても、その場の優先順位や残り時間との関係で、言ってみれば「空気が読めてない」ということに対してだろう。ここであえて時間オーバーよりも自分の発言のほうが大事なんだと突っ走るのも処世術だし、戦略だと思う。まあそれは年取ってからの話。

むかし上司に、発言しないなら会議に出るなと言われたこともあるが、ホワイトカラーなんとかだからということではないけれど、最近になってなんとなくそう言っていた人の気持ちもわかり始めている。

でももっと大事なのはやっぱり相手の言うことを最後まできっちり聞くことなんだよな。そういう人の一言というのはなによりも雄弁だし、なによりも人を動かす力がある。

このバランス、難しい。


コレクション日本歌人選『竹山広』

原爆歌人と言ってしまえば矮小化しすぎているのでしょう。そもそも解説者が相当に歌人へ入り込みすぎているところもまた、この手の本にしては珍しい。決して、単なる、作品鑑賞とか文芸批評ではありません。そんな距離感は竹山広に対しては却って冒涜というものなのでしょう。収録の50首だけでは到底語りきれないものがあるということが、ひしひしと伝わってきます。


池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題10』

を、読みました。

シリーズ十冊目ですね。毎回助かっています。

昨今は一にも二にも米中貿易戦争ですが、経済って需給で完全に動いていると思いがちだったところに、為替も含め政治で経済が左右されるというのが本当にあるのだというのを、実感します。景気が悪くなればなるほどそういう傾向が強まるのは致し方なしなのかも知れませんが。

政治・経済についてなにか語れるほどの知識もなにもありませんが、中国はポスト・トランプ含めやっぱり長い目で自分に有利な試合運びをしているまったくあなどれない・したたかな国だということがよくわかります。本来、外交というのはそういうものなのかもしれませんが・・・。


2019/07/14

1.1の自分を一週間続けるのは結構しんどい。0.9の自分を一週間続けると、どうしても1.1を演じたくなってしまう。1であり続けるには欲が少ないと言われかねないし、かといって、1.1をキープし続けるのは他人の目には痛々しく見えるだろう。0.9でよしとすることも考えてはみるのだけれど、差額の0.1に小さな幸せを見出したりしてみて、なんとなく八百長的な人生になってしまう気もする。

すべては演技なんだ。下手くそな演技だけが世界を救うと、そんなふうに考えていた時もあった。

けれど単純に、四六時中自分を偽っていつづけるのはシンドイ。けれど自分自身であり続けることにどれほどの価値があるのか? その疑問から逃げるように頭を麻痺させるアルコールに手が伸びてしまう。どうあがこうと、キツイものはキツイのかもしれない。今までの自分からの積み上げで物事を判断していくほうが確かに楽だし、戦略として間違っていないと思う。けれど、自分というのはやっぱり牢獄だ、監獄だ。どうしてもそれを条件として受け入れられないまままた十年を棒に振っていくのだろう。それがなにより怖い。


新潮日本古典集成『徒然草』

読了。このシリーズの中では解説がなかなかに熱のこもっていてそこも良かった。たぶん徒然草自体は荻野文子の例のシリーズ含めていろいろと読み散らかしてはいるのですが、読み直すたびにやはり面白い。自分が面白いと思う段がいろいろと変わっていくのもまた面白い。特に抄録ではなくてちゃんと全体を読み通すと、結構しょうもないというか、単なるメモ書きだろそれ、みたいな段もあって、緩急が面白かったりします。

今回は、特に最後の方で、家と一緒で心にもちゃんと主人を持たなければ他人がドカドカと入り込んできてしまうぞ、という段が妙にしみじみとしました。自分を守るものは最初も最後も自分でしかない。


2019/07/10

仕事は一つ一つ片付いていくがいまいち変化を起こせていない。単なるボールの投げ返しだけだ。でも、それでも誰かがやらないといけないんだな。変化を起こすためには何をしたらいいのか? もちろんそれはドラスティックにある日突然世界が変貌するなんてことにはならない。少しずつ、気が付かないくらいの速さできっとそいつはやってくる。しかしそれに気がつけているか? あるいはノミの一打ちでもなにか貢献しているのか? それは一本の電話かもしれない。一本のメールかもしれない。一枚のプレゼン資料かもしれない。本当に? 本当に?


2019/07/09

疲れない体が欲しいわ・・・。

最近、ノートを意識的にきれいに書くようにしている。なぐり書きで全部記録しようとするとすべての問答を移す必要が出てきてしまうのだけれど、時間をかけてしっかりゆっくり確実に記録するという気持ちでペンを持つと、会話の要点をつかめるようになる・・・気がする。効果の程はまたレポートするかもしれません。

ここ数年で酒の量が増えた。それが一番の疲れの原因かもしれない。睡眠第一と思いながらもなかなかそれができない。考えると晩酌に一日一本ビールを飲むよりタバコ吸ってるほうが経済的っておかしいよな・・・。人々がテレビ見たりケータイのゲームしてしまうのも分かる気がするわ。


2019/07/08

暑いので最近そばが好きなんですが、なか卯はうどん押しの割にはそばもあって、ちゃんと二八そばみたいです。駅でかき揚げそばとか頼むと、なんか最近ネットの記事ではほぼうどんに色を付けたようなものをそばと称して売っているみたいなことが書いてあったけど、ホントなのかな。味は変わらない気がするけど。でもそばっていいね。うどんより好きです。せっかく営業職なのでそういうささやかな楽しみも持っておきたいものです。


伊藤和夫『伊藤和夫の英語学習法』

ということで、自分の「原点」探しの旅に再び出ては、足元の英会話をなんとかしなればという緊急の課題にも対処しなければならないわけで。結局の所、これまで自分が積み上げたものの上にさらに高い山を築いていくほうが全てにおいて近道なのではないかと思えてきました。

ゆっくり読んで分かる文章を練習によって速く読めるようにすることはできるが、ゆっくり読んでも分からない文章が速く読んだら分かるということはありえない。

これは本当に至言で、本書のイイタイコトはこれ以上でもこれ以下でもありません。学問には王道しかないんだよなあと、これはある意味では安心する言葉でもあるのですが。


斎藤茂太『あせらない練習』

人生に関するいくつかのtips・・・。
・これから自分に何ができるかだけを考える
・自分にあるものだけで何ができるかだけを考える
・現在よりちょっと上を行く欲を満たすことだけを考える
・自分の原点を忘れないこと
 →今ある自分はそこからの積み上げでしかないのだから
・仕事を断るときは「ごめんなさい」と先に謝ってしまう
・人の話は最後まで聞き、復唱する:聞き上手のコツ

個人的には、文章を書かないと本来の自分からどんどん乖離していくような気がする。